小旅行

田舎の弟から国民宿舎の「鵜の岬」が取れたとの連絡が前にあり兄弟5人ででかけた
ここは利用率が全国1位でなかなか宿泊がとれなくて姉は何十回も申し込んだけど当った事がないと
いつも言っていた。16年間利用率が第1位だ。
人気の秘密はお客様第一主義の従業員の接客らしい。弟の友達がとれて一部屋まわして下さったのだ。
みんなでいつもの珍道中で久しぶりの車中でおしゃべり！那須方面に連れて行ってくれるという。
途中益子焼の窯元を色々見物。お天気が曇りで遠くの景色が見えないので愛子様が立ち寄った
パンやさん、皇太子ご夫妻がお忍びで来店したスパゲティ屋さんで昼食。
スパゲティ屋は大繁盛で行列ができまたされたが美味しかった。
夕食は弟の友達の差し入れなどがあり生きのよいお刺身が沢山！十分満足した。
翌日は姉のたっての希望で子供のころ暮らしていた日立鉱山跡に立ち寄る。
日立鉱山の歴史や資料が展示されている
父が鉱山で事務職をしていたのだが終戦と同時に田舎に帰った。私は生れてすぐ母におんぶされて
いったそうだ。
今は跡形もないが姉は鮮明に覚えていて滝があった、小学校、お寺があった所だと興奮していた。
日鉱記念館となって、当時の様子を垣間見ることができ何万人という人が住み石炭を地中深く
ほって今の日本をささえてくれたのだと思うと真っ黒の顔で笑っている人たちを見ると
胸が熱くなり涙がにじんだ。
しかし姉の記憶力には感心した。クラスの友達の名前先生すべて覚えている。活気のあった町で
楽しかったのだろう！話はつきなかったが両親に感謝し田舎によってお墓参りをしてきた。