夜の動物園

8月の土曜日は多摩動物園で閉園時間を延長すると聞いていたので
どんな様子か出かけてみた。
夕方5時頃着いたいつもなら閉園している時間。
入口にいつもは間じかで見られないライオンバスなどが展示され大勢の人達が園内にいた。
アフリカ園が開いているのでチーターの所へ行くと「本来なら親子が出ているはずだけど
雷の音が聞こえ空もどんよりしているので今日は親子は展示はなし」と
飼育員さんの話。
他の動物の飼育員さん達は黙々といつもどおりだろうが部屋の掃除をしていた。
入ることのできないライオンの寝小屋を見られるので6時までチンパンジー・キリンなど
をみてまわった。
キリン達も1度は寝小屋に入ったのに大勢の人がいるので又出てきてモグモグ…
6時、間際にライオンのゲートの前はすごい人だかりができ寝小屋へと行列ができる。
檻にはいっているライオンが1メートルぐらいの近さでみられるのだ。
いつも閉園の音楽が鳴ると一斉に入口に集まり時々園内に残って入らないのは
ジープで追い立てて入れているが、そのあとはどんな所にいるのか解らなかったが
帰ってくる個体をすべて飼育員さんは識別していて各部屋の扉を開けて
いれているそうだ。
4時近くになると自然と入口付近に集まってゴロゴロしているのをみると
時間がわかるのかなと百獣のライオンも可愛く見えていたが
間じかで顔中傷だらけの顔をみるとやはりこわい。
どうして今日はこんなに大勢の人がいるの？というようにこちらをじっと見ていたが
絶え間なくたかれるフラッシュには腹がたった。